【開催案内】「フォーラムシアターを体験しよう!」

この度、地元福岡県出身で、表現教育家や俳優などとしてご活躍中の吉柳佳代子氏を講師にお迎えし、第2回のワークショップを開催することとなりました。演劇的手法を学びの場に取り入れることに関心のある方には大変貴重な機会となります。また、終了後には、茶話会にて吉柳氏や他の参加者との交流をお楽しみ頂けます。皆様方には、どうぞ奮ってご参加くださいますよう、お願い申しあげます。

DIEF第2回チラシ案1

公益財団法人福岡県教育文化奨学財団助成事業 

福岡ドラマ教育研究会(Drama In Education Fukuoka) 

第2回ワークショップ 「フォーラムシアターを体験しよう!」

◆日時:2016年1月9日(土) 14時00分〜17時00分(予定) ※13時30分より受付開始予定

◆会場:西南学院大学(福岡市早良区西新6-2-92)
1-707教室(1号館707教室)

◆内容:

第1部:フォーラムシアターの体験
・児童教育および就労支援の場において実施したフォーラムシアターの事例の紹介
・アイスブレイクを含めた即興でのワーク
・フォーラムシアターの体験
・質疑応答

第2部:交流茶話会

◆定員:20名(先着順)
◆参加費:1,000円(資料および茶菓子代等200円込み)
◆申込方法
必要事項(①~③)を記入して以下までメールでお申込み下さい。
①名前(ふりがな)
②電話番号
③ご所属(教員の場合は学校名、指導対象、ご担当の学年や教科、学生の場合は学年と専攻などもご記入ください)

◆申込専用メールアドレス:

moushikomi.dief★gmail.com

(研究会事務局のメールアドレスとは異なります。★は@にご変換ください。)

◆申込締切:2016年1月8日(金)17:00

※メールの件名には、お申し込みになる方の氏名をご入力ください。
※パソコンメールが受信可能なアドレスを使ってお申し込みください。(受付確認を自動送信します。)
※お申込後のキャンセルは、2016年1月8日(金)17時までにお願いします。
※ご連絡のないキャンセルにつきましては、参加費をお支払い頂く場合がございます。予めご了承ください。

◆講師プロフィール
吉栁 佳代子(きりゅうかよこ)
ドラマティーチャー(表現教育家) 九州大谷短期大学講師
子どもと保育研究所ぷろほ講師
NPO法人子どもとメディア理事
インプロ集団モザイクス インプロバイザー/構成・演出
飯塚の劇団「劇団翔空間」所属 俳優

1975年生.福岡県飯塚市在住。大学生時代、オーストラリアのユースアートセンターにて演劇教育・表現教育の現場に触れ触発される。‘97年よりイイヅカコスモスコモン 子どもの為のドラマスクール講師。

ドラマ講師として、演劇と教育、表現とコミュニケーションをキーワードに福岡県内を中心に九州各地で活動。

現在、親子、幼稚園・保育園から小中学校、短大、市民講座、タレントスクールなど幅広い年齢と対象の方々に向けてワークショップを行っている。

子どもからおとなまで「かよね~」の愛称で親しまれている。いろんな人やモノとの出会いに感謝し、感動できる人間になりたいと日々精進している。好きなものは鳥料理とお昼寝。

◆フォーラムシアターとは
ブラジルの演出家アウグスト・ボアール(1923~2009)が提唱した方法論のひとつであり、即興の芝居を使った新しい課題解決プログラム。

テーマには、日常の中のさまざまな問題や葛藤が用いられ、観客がフォーラムシアターを通して課題解決のプロセスに参加し、その体験を実生活へ応用できるよう準備をすることを目的としています。

観客はまず役者の演じる演劇を鑑賞します。演劇の中では現実社会でも見かけるようなさまざまな困難が、解決されないままで登場します。途中で劇をいったんストップさせて、観客は舞台上の役者が「その後の展開」を変えることができるようなアイデアを提案します。役者もそれらのアイデアに沿って演技を変えていくのです。

演劇を通して課題解決へのプロセスを体験することで、課題解決をする体験だけでなく、課題解決へ向けて考え、意見を出し合い、協力するという体験もまた重要で、現実生活の中での対応する力を育てるという点も、この観客参加型演劇「フォーラムシアター」の特徴です。

参考資料:

NPO法人 子どもとメディア 平成22年度文部科学省「子どものための優れた舞台芸術体験事業-児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験事業-」

 

アウグスト ボアール著 里見 実訳(1984)「被抑圧者の演劇」晶文社 ※絶版

アウグスト ボアール著 里見 実訳(1984)「被抑圧者の演劇」晶文社 ※絶版

お詫び:当企画は、当初、2016年1月16日(土)午後の開催を予定致しておりましたが、会場等の都合(センター試験開催日と重なったこと等)により1週繰り上げて開催させて頂くこととなりました。ご予定くださっていた皆さまにおかれましては、誠に申し訳ございません。