ドラマ教育とは

ここでは、『ドラマ教育入門』(小林他、2010)を参考に、この用語の定義と領域、目的についてご説明します。

ドラマ教育の定義(p10):

ドラマ教育とは、従来よく行われてきた、子どもたちが台本を覚えて舞台で上演し、観客に見せる活動ではない。ドラマの語源を踏まえて、子どもがドラマをすること自体に何らかの学びの機会があることを見出した、過程中心の活動を行う教育であると定義する。(中略)
欧米では、このような活動はクリエイティブ・ドラマ、インフォーマルドラマ、教育的ドラマ、ディべロップメンタル・ドラマ、チャイルド・ドラマ、Drama in Education(DIE)、プロセスドラマなどさまざまな名称で呼ばれている。

学校教育のドラマとして考えられる4つの領域(p11):

(1)個人的・社会的教育としてのドラマ(個人の成長、社会性の発達、倫理、社会的教育としてのドラマ)
(2)国語(イギリスでいえば英語)という教科の中におけるドラマ
(3)芸術教科としてのドラマ
(4)教科を教えるための媒介・教育方法としてのドラマ

ドラマ教育の目的(p16):

マッキャスリンは、8度目の改訂の『教育におけるクリエイティブ・ドラマとそれを超えて』(2006)において、クリエイティブドラマが「①創造性と美的発達、②批判的思考力、③社会性の発達と他社との協働、④コミュニケーション能力の伸長、⑤モラルと精神性の発達、⑥自己理解、⑦他者の文化的背景と価値についての理解と尊重」に深く関わっていると指摘し(McCaslin, 2006, p6)、ドラマ教育の価値として次の11の機会を提供できると述べている。①想像力を発達させる機会、②自分で考える機会、③グループで考える機会、④協働の機会、⑤多様な社会で社会的認知を形成する機会、⑥感情を健全な方法で解放する機会、⑦スピーチのよりよい習慣を身につける機会、⑧優れた文学にふれる機会、⑨演劇という芸術を知る機会、⑩レクリエーションの機会、⑪特別支援が必要な子どもたちのための機会(McCaslin, 2006, pp13-18)マッキャスリンは現代アメリカの抱える問題にかかわる活動として、ドラマ教育の価値を示そうとした。

 

小林由利子・中島裕昭・高山昇・吉田真理子・山本直樹・高尾隆・仙石桂子 『ドラマ教育入門-創造的なグループ活動を通して「生きる力」を育む教育方法-』図書文化社(2010)

ドラマ教育入門

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